【プロトタイプ】Overgeneity

mowl®︎初のチタンリムバイメタル

テックトリックのエキスパートモデル

"Overgeneity"

 

mowl Ambassador 久代 健太シグネチャーモデル

Heterogeneityの滑りの基本構造を踏襲し

更にテックトリックのサポートに磨きをかけた新機種

開発コードネーム"Overgeneity"のプロトタイプを

4月4日(金)20時頃より15個限定で発売致します。

Overgeneity

Designed For : Kenta Kushiro (mowl Ambassador)

Diameter : 54.5 mm

Width : 45.1 mm

Weight : 64.7 grams

<開発の経緯>

Heterogeneityの発売から3年経った現在も

進化し続ける健太のテックトリックを

フリースタイルで完璧に表現するには

シグネチャーモデルも同時に進化させる必要がありました。

2024年11月に行った開発打ち合わせの時点で

健太が好んで使用していた機種は

市場に出ることはなかった

mowl®︎バイメタルモデル Plvs Vltra の

2ndプロトタイプ(A7075 + Tiリム / 下記画像右側)でした。


このPlvs Viltraの2ndプロトタイプは

フィーリングが硬い印象があったため

最初の開発打ち合わせでは

Plvs Vltra 2nd Prototypeの

素材とボディバランスを変更する方向で検討し、

素材としての密度感が低く

チタンリムのメリットを感じやすい

A6061での進行を決定、

開発コードネームを"Overgeneity"(超越した多様性)

と定め、開発をスタートしました。

<設計担当からのコメント>

Overgeneityの設計にあたり大きく決めていたことは

健太の得意な細かいトリックをしやすくするため

直径を意識的に小さくすることです。

Heterogeneityで特徴的だった滑りは

基本構造を踏襲してキープしつつ、

ベアリング付近のエッジの角度を調整することで

リジェクション系のトリックにも対応できるよう調整しています。

二次エッジ部分にA6061を残す設計は

Plvs Vltraの設計ノウハウを採用しており、

これによりバイメタル特有の硬さが軽減され

モノメタルのような柔らかいフィーリングが残っています。

 

- Heterogeneityとの比較 -

チタンリムを採用することで発生するパワー不足を防ぎ、

ストリングを拾いやすくするため

Heterogeneityと比較すると幅は3mm広く、

直径は1.5mm小さくなっています。

インバース形状だったHeterogeneityに対し、

Overgeneityはステップラウンド形状を採用しています。

モノメタルのHeterogeneityに対し、

バイメタルのOvergeneityでは

重量配分が少しだけミッドシップ寄りになっています。

Heterogeneityではパワーを活かすため

リムの形状はフラット気味でしたが、

テクニックがないと有効幅をうまく使えない

健太専用機のような部分があったため、

Overgeneityではもう少しラフに使えるように意識し、

リム側の形状も有効幅を限界まで使えるよう

傾斜を見直してスリット部へ

ストリングが入りやすくなるような設計になっています

 

<健太からのコメント>

 

今回Overgeneityを制作するにあたって拘ったポイントが

2つあるので紹介させて頂きます。

1つ目は投げ出しのフィーリングについてです。

今までは直径が56mm前後のヨーヨーを使用する事が殆どでしたが、

直径が大きい場合、投げ出しの際に微妙なストレスがかかるのが

長年の悩みでもありました。

 今回のOvergeneityではフィーリングを快適にする為、

大幅に直径をダウンさせました。

直径をダウンさせた事によりテックコンボの成功率を格段に向上し、

複雑なコンボに対してのアドバンテージとなりました。

2つ目はチタンリムを採用した点です。

自身が前作Heterogeneityを制作する際にも

モノメタルヨーヨーを選択した様に、

自身はモノメタルヨーヨーのまとまった統一感のあるフィーリングが好みです。

こちらを作成するにあたり、一般的なバイメタルヨーヨーの

リム部分に使用されるステンレス素材よりも

比重の軽いチタン素材を使用する事で、

全体的にまとまりのあるフィーリングに仕上げる事ができました。

比重がステンレスより軽い為、パワー不足の懸念がありましたが、

アウターリムは広めに確保する事によって安定感も獲得しています。

競技だけでなくカジュアルなシーンにも触りたくなるフィーリングに仕上がりました。

テックプレイヤーの新たな一つの選択肢になる事を願っております。

-久代 健太 Profile-

久代健太 2000年7月27日 
北海道生まれ東京育ち

2011年より第三期ハイパーヨーヨーを切っ掛けにヨーヨーをはじめる。 

2013年〜YoutubeでCharles Haycock選手やPetr Kavka選手など

海外プレイヤーの動画に影響を受け、

独創的なオリジナルトリックを作り始める。

2016年、アメリカのクリーブランドで開催された

世界大会に出場、1A部門準決勝進出。

2018年秋 mowlに加入。

Instagram: @mowlkenta
Twitter: @kenta94671