#mowlsコラム 初代 Surveillance-サーベイランス-

・#mowls History vol.1

 

今週は#mowls WEEK!!

mowl ambassador 田中大輝モデル #mowls シリーズについての開発秘話や、今だから話せる制作関係者のコメントなど、通常投稿のブログではお伝えできなかった内容も含めて#mowlsコラムとして1週間特集します!

本日から金曜日まで毎日更新予定ですので、是非お仕事帰りに、寝る前のお布団の中で、夕飯後のひと時や一人のランチタイムなどにお楽しみいただけますと幸いです!


田中 大輝 -Daiki Tanaka-
2010年に展開されたハイパーヨーヨーをきっかけにヨーヨーをはじめる。
2013年にアメリカのフロリダで開催された世界大会で決勝進出。

その他の世界大会でも多数決勝進出の経歴を持つ。

シグネチャーモデルのSurveillanceはmowlの代表プロダクトとして不動の人気を誇り、独特のフローが特徴的な華やかさのあるプレイヤーとしてmowl Ambassodorの核を担う。  

・旧型Surveillance 開発から現在まで

 

コラム1話目の本日は初代Surveillanceについて特集します!

初代Surveillance開発超初期

Surveillanceをこの世に生み出した一番初めの開発は、世界大会"World Yoyo Contest"を目前に控えた中でスタートしました。

世界大会までわずか2ヶ月という短期間で "バイメタルらしさのある制御しやすいヨーヨー" をコンセプトに、プロトタイプの完成を目指して開発を進めました。

Surveillance 1st prototype

十分な回転力があり、スピードを出したいだけ出しながらコントロール可能、求める動きがしっかりヨーヨーに伝わる機種を田中大輝の理想とするシェイプを保ちつつ形にしたSurveillance一番最初のプロトモデルが完成しました。

この1stプロトタイプが現在のSurveillanceの基盤となる最初のモデルとなりました。

完成した1stプロトタイプを元に、今やSurveillanceのアイコンとなっている目と文字盤のロゴを落とし込んだ2ndプロトタイプが完成。

レーザー彫刻のテストも含め制作した2ndプロトタイプと当時の製品版との違いは、若干異なるロゴで見分けることが出来ます。

是非、製品版旧型Surveillanceとプロトタイプのロゴの違いも探してみてください!

Surveillance 2nd Prototype







2ndプロトタイプが完成した年、アイスランドにて開催された世界大会 "World Yoyo Contest" は、田中大輝が初めてSurveillanceを使用して出場した大会となりました。(2nd プロトタイプ使用)

 -初代Surveillance発売開始

さらに2ndプロトタイプが完成したこの年、Surveillanceがついに製品化。

44FESTIVALにて販売を開始しました。

 

 44FESTIVAL Edition

44FESTIVALにて販売されたSurveillanceは、文字盤の一部が44FESTA・44FESTIVALのモチーフであるアヒルになっている限定バージョンとして発売されました。


 発売日:2017年9月17日  

同大会(44FESTIVAL)にて田中大輝はSurveillanceを使用し、準優勝。

当時の映像もYoutubeにUpされていますのでご興味ある方は是非ご覧になってみてください!

田中大輝の功績とともにmowl新機種として認知度をあげてきたSurveillanceは、 44FESTIVAL 開催後の2017年秋にmowl Online Sotoreにて公式リリース。
 
一番最初に発売された
Dark Green / Polished Black Rim
Varsity Red / Polished Black Rim
T green / Polished Black Rim
の3色は、Surveillance御三家カラーとして現行のSurveillanceにも受け継がれています。
発売日:2017年10月6日

 

Surveillance(初代)

Width(横幅): 42.37mm
Diameter(直径): 56.05mm
Weight(重量): 66.6g

 

「初代Surveillanceは全ての#mowlsシリーズの基盤になった1stモデル。様々なトリックに対応できるよう最後まで粘り強い安心の回転力、強弱のつけやすいコントロール性、デザイン、そして握りやすさまでこだわり抜いたモデルです。」

-田中大輝

Surveillanceの正式リリースに併せて、ドイツのベルリンで撮影した田中大輝のプロモーションビデオを公開。こちらはmowl official Youtubeチャンネルにてご覧いただけます!

  

 -初代Surveillanceの製品拡大

Surveillanceが公式販売された同年11月、関西のヨーヨーミーティングYOYOGYMとのコラボレーションが実現。

文字盤のみを残したデザインに"YOYO GYM KANSAI"の刻印を施した、Surveillance YOYOGYM Editionが限定発売されました。

 発売日:2017年11月23日

当時のSurveillanceの勢いはさらに強まり、翌年2018年2月には2ndロットの販売を開始。

2ndロットの( Forest Green / Polished gold Rim ) (Gold / Polished Gold Rim)は、現行のSurveillanceでも人気の高いカラーとして根付いています。

ここからSurveillanceのRight Eye Logo(右目バージョン)が登場。

発売日:2018年2月9日

 

2018年3月、レーザー彫刻にボディと同色のカラーを採用したZipangが登場しました。

発売日:2018年3月3日

同年6月、Zipanguと同じく同色カラーのTriple Black が登場。

さらにダーク系の新色 ( Black / Black Rim )( Gray / Black Rim ) も追加され、この頃からSurveillanceのカラーバリエーションは更に拡大していきました。

発売日6月22日 

2018年8月には夏らしいカラーを基調とした( Blue/ Blue Rim ) ( Triple Blue) (Blue Camo) (Green Camo)の4色が新色として登場。

同色の迷彩柄を使用したCamoシリーズは、これまでのSurveillanceとは違った新しい作品としての楽しみ方の提案となりました。

発売日:2018年8月25日 

2018年10月、あっという間に迎えたSurveillanceの1周年は、初期カラーの(Dark Green / Black rim ) が復刻。Right Eye Logoの限定販売を行いました。  

加えてBlue RimにmowlのイメージカラーDark Greenのボディを合わせた(Dark Green / Blue Rim) 、今までのSurveillanceには無かった組み合わせとしてピンクを採用した( Pink / Blue Rim)も新しくSurveillanceに仲間入りしました。


発売日:2018年10月28日

更に翌週11月3日、同じくSurveillance1周年を記念した特別ロゴのPop eye logo, Punk eye logoの2種類が登場。


Pop Eye Logoには(Dark Green / Black rim ) (Dark Green / Blue Rim) を、Punk Eye Logoには(Dark Green / Black rim )を採用し、更に (Dark Green / Blue Rim)のRight Eye Logoを加えた限定シリーズのみの販売を行いました。

発売日:2018年11月3日

1周年の余韻を残した翌週11月11日、人気の高かった( Pink / Blue Rim )Right eye Logo,Punk Eye Logoを搭載したバージョンを発売。

発売日:2018年11月11日

更にこの年開催予定の44CLASHに向けて、新しいロゴをヨーヨー業界内外で活躍中の44nollieに依頼し、44CLASH限定ロゴが完成。

 

 

 

 

 

 



カラーは2018年10月末に発売されたSurveillanceと同じカラーの3色(Dark Green / Black rim ) (Dark Green / Blue Rim) (Pink / Blue Rim)に加えて、(Black/Silver Rim) が44clash editionとして新しく誕生しました。

44nollie: https://www.instagram.com/44nollie/
※ ブラックボディ シルバーリムの44CLASH Editionは44CLASHブースのみで限定販売されました。 

・アートワークについて

 今回のコラムでは、旧型Surveillanceや、Mのアートワークを手掛けたデザイナーJun Mikami / hibari (COCDESIGN) (敬称略)にコメントをいただいています。

 

-1stのサーベイランスのアートワーク制作時の想いについて

「他のヨーヨーに当時はあまり無かった“ディープかつ、性能と同等に楽しんでもらえるアートワーク”というコンセプトを前提に考え始めました。
ヨーヨーのネーミングとニアリーな意味合いとして、プレイヤーがヨーヨーをしっかり見てプレイするように、ヨーヨー自体もプレイヤーをしっかり見て大事にしあっている関係性があるよねっていう感じで制作しました。」


-デザイナー目線で見るSurveillance

「mowl自体の印象を、Mと同様によく表せたヨーヨーだと思っています。
当初のコンセプトをしっかり奥山氏と田中選手とで考えることができたので、2nd以降は僕は担当してなかったりもしてますが、結構見かけて楽しめてます。」


-次に描きたいSurveillance

「当時の田中選手の想いを形にしたのが1stだったので、今回のSurveillance HPFのようにいろんな選手のイメージを載せて作ってみるのは面白いんじゃないかなと思ってます。」

Jun Mikami / hibari (COCDESIGN) 

Instagram: https://www.instagram.com/hivaliquid/

 

本日のコラムは旧型Surveillanceについて特集しました!

最後までお目通し頂き有り難うございました。

明日は新型Surveillanceについて特集します!

是非明日もお楽しみに!